軽井沢のペンション
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ペンションの種類

■プチホテル
 平成元年あたりから、高級志向やグルメ嗜好を反映してペンションのハイグレード化が進みました。この時期にオープンしたもののほとんどは、ハイグレードペンションと呼べるものでした。もはやアットホームな雰囲気だけでは人を呼べなくなったペンションは、居住性のよさに重きをおくようになり、建物や室内インテリアに高級感をだしたり、客室を広げ、バス・トイレを付け、テレビをおくなど、ホテル並みの装備を競うようになりました。料理にしても、グルメ化した顧客に飽きられないように工夫されるようになってきました。

 こうした高級化路線を追求しますと、行きつくところはプチホテル、あるいはオーベルジュ(郊外型宿泊施設付きレストラン)になります。こうした業態へは大手企業が参入したりしていますが、ペンションからの転向組もあります。ハイグレードペンションは、いわばペンションの進化の途中に咲いたあだ花みたいなものです。

■ミニペンション
 五室10名前後の定員の規模で、定員を抑えることによって一室の広さを拡げることができ、居住性が高まり、宿泊客が快適に過ごせるようになります。また、宿泊客の人数を絞れることで労働力が軽減され、より質の高いサービスが提供できます。それがミニペンションです。

■和風ペンション
 最近は子供連れのファミリー客が増えてきており、ナイフとフォークを使うかしこまつたフルコースの食事よりは、もつと気軽に食べられる箸の食事のほうがいいという人など、洋食人気も落ちてきました。お仕着せのフランス料理風の食事よりは、和食の家庭料理や郷土料理のほうがいいという人も少なくありません。部屋の使い勝手のよさという点でも和室のほうが好まれます。ベッドがおかれた洋室は狭く、自由に使えるスペースが少ないのです。和室のほうが広く使うことができます。
そこで、外観にしても室内にしてもハード面は全て和風のスタイルをとり、食事も和食を出すというペンションが登場しています。いわば気軽に泊まれる小旅館といった趣です。

■ガーデンハウス
 従来のペンションの建物は、ひとつの屋根の下に宿泊施設であるパブリックゾーンとオーナーの住居であるプライベートゾーンが同居していました。そのため、オーナーは自分の生活があまり表面にでないように気を使い、建物のつくりはもちろん、生活は全て宿泊者優先にならざるをえませんでした。
 これに対し、ガーデンハウスはパブリックゾーンとプライベートゾーンとを分離させています。宿泊施設の部分はコテージタイプになっているものが多く、オーナーは自己の生活の部分を宿泊客に見せなくてすみ、よけいな気を使うこともありません。また、資金に応じてコテージを増減できるというメリットもあります。
 宿泊者の立場に立ちますと、分離しているほうが解放感がありますし、気が楽という面もないわけではありません。また、この手のガーデンハウスでは、自炊ができるように簡単なキッチンをつけているものが多いですので、宿泊者は別荘気分で楽しめます。ただし、投資のコストを考えますと、自己の住居とペンションを別につくるため、若干アップする場合が多いです。

■ファミリーイン
 客層が最近若い女性からファミリー客に移行していることもあり、四人用の部屋の需要が高まってきています。そのため、客室を全て四人用の部屋にするというペンションがでてきました。これがファミリーインと呼ばれるもので、子供連れや赤ちゃん連れのファミリーを歓迎するペンションです。ファミリーインでの夕食は、フランス料理のような洋食ではなく、子供連れでも気軽に食べられる大皿料理などを中心としています。

■ゲストイン
 ファミリーインとは違い、客層を中高年に絞ったのがゲストインです。中高年の好みに合わせて客室のタイプは和室を多くし、食事も和食中心。いってみれば、大人向きペンションです。

■B&B(夕食を出さないB&B型ペンション)
 夕食提供というのは、ペンションにとって最もたいへんな仕事。この仕事がなくなれば、売り上げは落ちますが、これによりオーナー夫妻の無理な労働がなくなり、宿泊客とのコミュニケーションの時間が増えます。それに、自分の生活を楽しむ余裕がもて、場合によっては副業もできるかもしれません。利用者の側に立ってみても、経済的料金を求めるという最近のニーズから、むしろ歓迎されているという面もあります。
 観光地やリゾート地の場合は、たいてい近くにレストランや郷土料理など食べさせる飲食施設があります。ペンションのオーナーは、そうした店の情報を宿泊客に提供し、メニューを選ぶことができないペンションのお仕着せの食事よりは、そのほうがいいとする御客様も少なくありません。
 旅行に慣れた最近の若い人の中には、滞在日数を少しでも多くするため、食事は賛沢せずに、安上がりなコンビニエンスストアのお弁当などですませるという人もいます。旅行の目的などによって、食事も様々なスタイルがあって当然でしょう。
 宿泊と食事を分ける、いわゆる「泊食分離」の傾向はペンションばかりではありません。もともとホテルがそうですが、近頃では、これまで食事を売りものにしてきた旅館でさえも、この方式を導入するところがあります。

■農園や果樹園付きのカントリーペンション
 カントリーといっても、リゾート地や観光地ではなく、過疎村のような田舎にあり、その自然のよさを売りものにしたペンションです。そして、農園や果樹園付きであることが大きな特徴です。既存の観光地ではありませんが、おいしい水、取りたての農産物、そして豊かな自然があります。宿泊者は、この農園や果樹園で体験農業などを楽しむことができます。
 自然が次第に失われていくなかで、自然や田舎に対する憧れを抱く人々は増えてきています。とりわけ、農業体験などに対するニーズは強く、ファミリーをはじめ、ビジネスマンのストレス解消としても人気のレジャー活動になりつつあります。そうした自然志向ニーズをうまく汲み入れているのが、このカントリーペンションです。
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